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朝10時5分、渋谷駅からJR新宿湘南ラインの特別快速に乗りました。途中国鉄新幹線の生みの親、十河信二が住んでいた国府津のあたりで関東大震災の震源となった国府津ー松田断層はあの辺りかと窓外を見廻す。小田原駅着は11時19分。確かに早い。 箱根へのアクセスをめざすJRの意図は便利だし早いし良くわかるけれど、実に乗り心地の悪い電車でした。〜昔乗ったあのベニヤ板の3等列車の座席を思い出します。昔は1等車、2等車、3等車の区別があったのですよ。今の若い人にはわからない差別。 小田原で小田急線の急行に乗り換えて箱根湯元に行く。急行だけれど終点までは各駅停車します。それで途中昼食をとるために風祭駅で下車。そこで思いもかけない事態がおきた。 工事中で先頭車両しかドアーが開かない。それも駅員が外から手をかけてこじあけるのでございます。危うく降りそこなうところでした。これも昔四国の予讃線で、乗車のときは自動でしまるドアーが降車のときは乗客が手であけなければならない時代があったのを思い出す。→ 知らないでいると列車はそのまま発車して降り損ねてしまいます。あの忌まわしい気動車を思い出した次第。 風祭駅のそばに千代倭楼という店があり、神奈川県の有形文化財指定の建物で食事ができます。 国道を挟み蒲鉾鈴広の広大な敷地であります。隣には地ビール館もあり日本で初めて作ったという地ビールも楽しめるから人気。そこで吹き寄せという蕎麦をたべ、また電車に乗って箱根湯元到着しました。ここは小田急電鉄が新宿から頻繁にロマンスカーを走らせる終点で、ロマンスカーはかつての国鉄東海道新幹線のモデルとなった先鋭車両の後輩が就役しているので、その先頭部を紹介しておきます。 (展望車の客席はインターネットでも予約できますよ。すばらしいのでぜひおすすめ。) 箱根湯元駅の構内で箱根登山鉄道の電車に乗り換え。1919年(大正8年)に営業開始のこの電車は急勾配を強羅まで約40分で走り、スイッチバック(方向転換)と初夏のアジサイ見物で有名です。東京に出てきた50年前、初めて乗ってから実に50年ぶりの乗車に感激いたしました。 こんな山の中によくも列車を走らせたものだ。はじめに強羅に別荘地の分譲を計画し、中心になる公園(強羅公園)を作り、それから土地の販売を行ったという。強羅公園には横浜山渓園で有名な資産家原山渓の作った茶室も現存します。今回この公園を設計した人がおじいちゃんの先祖に関係があるかもしれないので、強羅公園に寄るのを楽しみの一つとしておりました。 強羅駅に着いたのは午後一時。あいにく雨足が強く、強羅公園の見学は明日と決め、すぐ上にある箱根美術館本館で重要文化財指定を受けた壷を含む古陶器をみました。ここは岡田茂吉が作った美術館で1952年(昭和27年)に開館した。彼の死後熱海に新設されたMOA美術館(姉妹館)の方が有名になったが箱根にきたらぜひこちらにも寄ってほしい場所ですね。 雨に煙る箱根の山を一服の絵のように楽しめる本館の窓です。 四季人気の庭園ですが紅葉は11月中旬が最高とのこと。(木曜休館、10〜11月は無休) 降雨が激しく庭園の花の一部しかご紹介できません。 茶室真和亭でおいしい抹茶をいただきました。 和のたたずまいはすばらしく、外国の方も好んで訪れます。 強羅のいたるところに咲いていた花=マルバフジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属) nobaraさんから教えていただきました。 詳しくはwakwakさんのホームページを参照してください。 http://park23.wakwak.com/ 宿は箱根公園の脇にとりました。今日明日は宿で耐震について建築士仲間と勉強の予定。明日はどうやら雨もやむとの予報で、硫黄の臭いがする温泉でゆっくりと疲れた身をやすめ、明日は箱根公園へ、もし時間があったら町営の湿性花園へも行きたい。そんなことを考えながら眠りについたのですが。 夜半、突然爆発が起きたような猛烈な振動音に飛び起きたおじいちゃん、ダダダダドカーンと 表現したらいいのだろうか、一体何がおきたのかわからない。幸い電気は消えなかったのですぐ東京の自宅に電話をいれたが、家内は起きてこない。さては首都壊滅の大地震がきたかと慄然とする。とにかく経験したことのない恐怖心が襲ってきた。しばらくしてテレビが「神奈川県西部を震源とする激しい地震があった模様」と一報を出した。再度自宅に電話をして無事を伝えた次第。 もう、花見物どころではない。ミーティングどころではない。東海道線は止まっているようだ。 交通手段は確保できるだろうか?乏しい情報に焦りまくりましたね。 朝食をとってすぐに強羅駅へと坂を下りる。ふだんなら箱根路を大抵は車をころがしてくるところですが、今更くやんでも致し方ない話。 ミズヒキとギンミズヒキが混在していた路傍。 強羅駅で電車を待つ人が多い。やはり予定を変更して山を降りるからでしょうか。 ありがたいことに単線運転の電車はダイヤ通りに運行しているとのこと。接続する小田急線のロマンスカーのチケットも買えました。湯元を目指す山間の線路脇の随所でヘルメットを被った保線要員が軌道敷きを点検整備しているのを目撃する。ありがたいことです。 地震に肝をつぶしたおじいちゃんは、こうして無事に東京に帰れたのでありました。 夕刊をみると今回の地震を伝える紙面は異常に小さい。東京では震度1程度でたいしたことがなかったということで、緊迫した現地の模様は全く伝わってこない。被害がないからこうなるのかも知れませんが、体感したあの瞬間は終生忘れることはできません。 政府は東海沖地震が近接したとみて警戒モードに切り替えたようです。 東京で震度1程度の地震でなぜ大変なのでしょうか? 首都を壊滅状態にしたあの関東大震災は書物やホームページをみると震源地は相模湾北西部だとか伊豆半島沖だとか書かれていますが、実は違うんです。本当の震源地は国府津から大井松田にかけてのいわゆる国府津ー松田活断層のようです。地震発生当時の小田原周辺は突然の上下動に襲われたと言われています。つまり横揺れがないんです。浅い地下でいきなり地盤が猛烈に崩れる。→今回の地震は正にそういう地震でした。日本地震学会は平成8年以降ほぼ毎年のように繰り返しこの活断層を重点的に調査しています。 みなさん、今回の地震は首都圏大地震の予兆と受け取ってくださいませんか? 早朝nobaraさんから地震見舞いのメールをいただいたので、ここに厚くお礼申し上げます。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
こんばんは♪ |
かなた 2007/10/01 21:48 |
箱根で大きな地震があったのですね。すみません、ここにお邪魔するまで知りませんでした…汗。無事のお帰りよかったです。 |
おばブー 2007/10/01 23:26 |
目黒のおじいちゃん、今晩は♪ |
ちむぐくる亭 2007/10/02 03:52 |
かなたさん、地震波の伝播は地域によって異なり東京はほとんど震度1でした。しかも今回は被害がほとんどなかったので状況評価が低いのは当然でしょうね。しかし10キロと浅い直下型のインパクトはものすごかったですよ。多分これまで大地震を体験された皆さんも(この世の終わり)かと思うような怖い思いをされてるでしょうね。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/02 06:03 |
おばブーさん、これまでも地震で恐怖を感じたことは何回もありましたが、眠っている夜中に突然起きると余計インパクトがありますね。6階建ての建物に寝ていましたから発生時の連続した縦揺れは爆発としか形容できない(地震とは思えない)ものだったのです。関東大震災の巣ですから被害があまりなくてよかったです。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/02 06:11 |
ちむぐくる亭さんお見舞い有難うございます。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/02 06:16 |
奇しくも箱根にいらっしゃたとはとんだ災難でした!幸い無事の様子でしたので安心しました。旅先での災難ほど不安な事は有りません!折角のお花巡りも台無しの様子。ショックは長い間引きずってしまいますが、このような経験は後の為にも役に立つ筈です。この時間にラジオを聴いていたのですが、速報が入っても震度の割りにこちらでは揺れを全然感じなかったのも不思議でした。箱根の山を越えられなかったのが幸いです。でも、活動期に入ったようですので、準備だけはしておこうと思います。貴重な体験旅行記?になりました。 |
ふうらん 2007/10/02 07:14 |
ふうらんさんコメントありがとうございます。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/02 09:12 |
あの日主人はぐっすり寝てましたが、私は目が覚めました |
ハッピー 2007/10/02 11:45 |
ハッピーさん、箱根は震度5強でした。気象庁の発表は都内はほとんどの地域で震度1です。地震があったことも知らない人が多いのは当然かもしれませんね。速報の機器が発売されたその日の早朝発生、しかも深夜で全く情報がない場所に居合わせたので、よい体験をしました。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/02 13:49 |
かまぼこの里にあるあの千代倭楼ですよね。 |
ろこ 2007/10/02 15:51 |
災害は忘れた頃にやってくるとしても、深夜の震度5には、生きた心地がしなかったのではありませんか?遅ればせながらお察しします。 |
アールグレイ 2007/10/02 17:35 |
ろこさん、よくご存知ですね。かまぼこやさんですからね。あれは一番の商品のサービスなんですよ。商魂ではないと思います。はいって右寄りで和食が食べられます。どれも美味しいのですが金目鯛の煮付けは絶品です。(最近は常時は出さないので予め電話でメニューを確認なさって下さい。)いずれにしても人気が(^_^)/ |
目黒のおじいちゃん 2007/10/02 19:29 |
アールグレイさん、地震で(この世の終わり)と感じたことはこれまでも一度ならずありましたが今回くらい衝撃をうけたのは初めてです。地震というより爆発と形容した方がよいかと |
目黒のおじいちゃん 2007/10/02 19:49 |
箱根にお出かけだったのですね。 |
杏 2007/10/02 20:34 |
杏さん、地震は不意に起きるので怖いですね。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/02 20:50 |
<耐震について建築士仲間と勉強の予定・・・そんなことを考えながら眠りについた>で地震にあわれたのですね。怖い思いをされました。私は朝のニュースで知りまして、その時は家内と共に爆睡中でした。 |
kagi狸 2007/10/02 21:45 |
会社のドライバーがあの近辺を通っていなかったかと明け方のニュースでびっくりしました。こちらは全く感じませんでした。目黒のおじいちゃんが、お一人で、さぞ心細かったでしょうね。奥様も最初の電話に出られなくて、余計に焦ったのでは?しかしなんともなくご無事でお帰り何よりです。お仕事は・・・そのミーティングの為にお出かけになった先での体験だったのですね。この先近い将来、大きな地震が来そうですね。 |
mint 2007/10/02 23:03 |
kagi狸さん、コメントありがとうございます。就寝中の地震感度は起きているときより大きいと思われますが、直下の場合はビルや地盤が崩壊したような極限閉塞の感覚になりますね。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/03 05:02 |
mintさん、今回の地震はいまだ震源の位置特定がありません。それだけに不気味な思いです。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/03 05:13 |
まぁー目黒さん。ご無事のご帰還!良かったですね〜ご家族もほっとなさった事でしょうね。ほんとうに何事もなく宜しゅうございました。今思ったのですが、その地の直下型とは夢、思われず首都が大変な事になってる?と思われたと知り。そのときの心持ちいかばかりだったかと改めてお見舞い申し上げます。しかしその後の素早い判断、目黒さんならではと感じ入っています。それでもいろいろ収穫はあったようですね。窓越しの雨に煙る箱根の山も素敵!お茶も美味しそう、コーナーからの景色の切り取りもいいですね。 白いお花は マルバフジバカマ「丸葉藤袴」(キク科ヒヨドリバナ属)学名:Eupatorium rugosumで 北アメリカ原産の多年草で昭和初期神奈川県箱根で発見されたようですよ。箱根では多く見られるお花のようです。我が家にも以前ありましたが今は消滅しました。ホトトギスも風情がありますね。ほんとにご無事でほっと致しました。 |
nobara 2007/10/03 09:58 |
目黒のおじいちゃん、 |
ミントのみん 2007/10/03 12:26 |
nobaraさん、素早く行動したというより逃げ出したというのが本音ですが、無事山をおりる事ができたときは正直安堵しました。山の中では |
目黒のおじいちゃん 2007/10/03 13:03 |
ミントのみんさんコメント有難うございます。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/03 13:08 |
こんばんは。あの夜の地震は私も揺れを感じました。夫はまるで知らなかったですよ。でも猫が一番に1階に逃げて丸まって怯えていました。以前も猫はトイレに駆け込んだのですよ。獣も地震の揺れは怖いのですね。 |
一花 2007/10/03 20:03 |
ありがとうございます。 |
アールグレイ 2007/10/03 20:05 |
こんばんは。 |
智 2007/10/03 22:30 |
一花さん、猫に限らず動物は地震には敏感のようです。ネズミが逃げ出すことはよく知られていますね。高周波が先行して出るとか?秋季の湿性花園楽しみにしていたのに残念です。強羅からタクシーでも2700円位でしたから。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/04 07:23 |
アールグレイさん、どこの美術館もそうですが館内は撮影禁止なので、やむを得ず窓から外の山を写しました。過分に評価頂き有難うございます。ところでアールグレイ茶はアイスティの方が断然おいしいですね。最近気付きました。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/04 07:28 |
智さん、コメントありがとうございました。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/04 07:37 |
箱根は時々出かけますが風祭駅は |
ミキの雑記帳 2007/10/04 12:52 |
ミキさんお見舞いのお言葉有難うございます。 |
目黒のおじいちゃん 2007/10/05 06:01 |
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